カープの菊池涼介、小園海斗、正隨優弥が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定を受け、一時的に戦線を離脱することになった。打撃陣の復調が課題となっている現在のカープにとって、好調を維持している3選手の離脱は大きな痛手となる。

首位打者の菊池涼介選手が戦線を離脱。選手の入れ替えを行い、5月18日の巨人戦が開催される。

 今季の菊池は開幕からハイペースで安打を量産。開幕戦でいきなり猛打賞を記録すると、そこから16試合連続で安打を記録するなど好調をキープしていた。規定打席到達者の中で、打率.342は堂々のリーグ1位。チームは得点力不足が課題なだけに、1日も早い復帰が望まれる。

 菊池と同様に、小園も好調を維持していた。規定打席には到達していないものの、ここまで17試合に出場し、打率.360(50打数18安打)。5月16日のDeNA戦でプロ入り後初のクリーンアップ(5番)を任されるなど、羽月隆太郎と共に打線の起爆剤となっていた。

 次代の主軸候補である正隨も、ウエスタン・リーグで一時、首位打者を快走。昨季、プロ初安打をプロ初本塁打で飾ったスラッガーが、文句なしの成績で一軍昇格を果たしていた。