5月25日、広島ドラゴンフライズが2020-21シーズンをもってトップチームの尺野将太ヘッドコーチの退任、ならびに同氏のユースチーム『広島ドラゴンフライズU15』のヘッドコーチ就任を発表した。

トップチームの成績不振を受け、今年2月にヘッドコーチに復帰していた尺野将太氏。

【尺野将太HCコメント】
「この度、クラブとの話し合いをいたしました結果、今シーズン終了をもってトップチームのヘッドコーチを退任することとなりました。やりがいを感じている育成年代の指導者を続けたい思いが強く、広島ドラゴンフライズU15のヘッドコーチに復帰させていただきます。今後もU15の指導者としての活動を通じて、地元・広島の育成年代への指導と環境の整備に尽力していきたいと思います」

【岡崎修司GM コメント】
「シーズン途中より話し合いを続けてまいりましたが、双方合意の上で尺野ヘッドコーチは今シーズン終了をもってトップチームのヘッドコーチを退任し、 U15 のヘッドコーチに復帰することとなりました。就任時よりクラブとしては中期的にトップチームの積み上げに期待をしておりました。

 しかしながら、尺野ヘッドコーチはトップチームへの責任を感じる中で、育成年代の指導を続けたい思いが強く、来季はアンダーカテゴリーの指導に専念したいという尺野ヘッドコーチの意志をクラブとして尊重させていただく形になりました。今シーズンはトップチームが苦しい状況の中、シーズン途中よりヘッドコーチの職を引き受けていただき、クラブとして感謝をしております」