カープが本日27日の西武戦に向け、8日ぶりにチーム活動を再開した。5試合延期による試合勘の欠落、また一軍11選手を欠いた状態でのチーム編成など不安要素は尽きないが、現有戦力で勝利を目指す以外に方法はない。

現役時代に代打で489打数154安打、本塁打8、打点93の成績を残した浅井樹。

 好調を維持していた菊池涼介、小園海斗、羽月隆太郎らを欠くだけに、ポイントとなるのはやはり打撃陣。代打要員を含めたベンチ入り全選手が機能しない限り、厳しい戦いは避けられそうにない。

 そこで、ここでは試合の流れを大きく左右する“代打”に焦点を当て、ビッグレッドマシン時代を生き抜いた浅井樹の代打論を再録する。
(『広島アスリートマガジン』2015年6月号掲載)

【カープ代打起用数ランキング】
宮川孝雄(778回)、浅井樹(582回)、西田真二(493回)、町田公二郎(426回)、木下強三(407回)

【カープ通算代打打率】※起用回数200以上
浅井樹(.315)、水谷実雄(.297)、嶋重宣(.294)、宮川孝雄(.290)、横溝桂(.265)