連敗ストッパーしての期待がかかる高橋昂也投手。

 6月24日のヤクルト戦(マツダスタジアム)の先発マウンドに上がるのは高橋昂也。今季7試合目となる先発で、ヤクルト戦は今季初登板となる。

 前回登板のオリックス戦では、3回途中までに6安打を許し8失点でKO。初回と3回、先頭打者の出塁を許し大量得点のきっかけを与えただけに、今日はイニングの入りが一つのポイントとなりそうだ。

「実戦で投げると、良いところばかりではなく悪いところも見えてきます。その課題から目をそらさず、しっかりと自分のなかで消化して、良かったところは忘れずに継続し、逆に改善しないといけないところは次の試合で直せるように心がけています。今年はとにかく結果にこだわって投げていきたいと思っています」

 左肘手術からの復活を目指す今季は、4月18日の中日戦(バンテリンドーム)で3年ぶりに一軍登板。白星はつかなかったものの5回無失点の好投をみせると、続く4月24日の巨人戦(東京ドーム)でも先発の役目を果たし1031日ぶりの一軍勝利。周囲に復活を印象づけた。

 チームは5年連続で勝ち越しているヤクルトに、今季は、ここまで1勝6敗2分と大きく負け越している。夏場の逆襲に向けて、これ以上借金を増やすわけにはいかないだけに、復活を遂げた高橋昂也の快投に期待がかかる。