連敗ストッパーしての期待がかかる大道温貴投手。

 6月26日の中日戦(マツダスタジアム)の先発マウンドに上がるのは大道温貴。今季3試合目となる先発。中日からは、今季2勝(リリーフとして)をあげているだけに、先発としての初白星にも期待がかかる。

 前回先発したDeNA戦(東京ドーム)では、4回途中8失点で降板。3回、2死から5点を奪われるビッグイニングをつくってしまっただけに、最小失点で切り抜け、先発として試合をつくれるかがポイントとなりそうだ。

「今シーズン心がけていることは、例え思い通りの結果が残せなかったとしてもなるべく過去を振り返らず、目の前の1試合1試合を全力で投げ抜くことことです。反省することは反省して、この1年間は、視線を未来に据えて、全力でプレーしたいと思っています」

 プロ初登板となった6月11日のオリックス戦(京セラドーム大阪)では、白星はつかなかったものの5回無安打無失点の好投。この日と同じように、ストライク先行の強気の投球を心がければ、きっと勝機は見えてくるはずだ。

 現在チームは5連敗中。リーグ最下位に沈み、借金は16まで膨らんだ。停滞した雰囲気を払拭するためにも、未来を見据えて躍進を続ける大道温貴の投球に連敗ストップの願いを託す。