プロ野球は開幕が6月以降の開幕となり、交流戦の中止も発表されました。またJリーグの開幕も同様に延期の状態が続くなど、コロナ問題は各スポーツ界にも大きく影響を及ぼしています。

4月に入ってからはカープ、サンフレッチェ共に新型コロナウイルス感染拡大防止の一貫として、取材規制の状態が続いております。5月号の取材はすべて3月後半までに行われましたが、我々編集部も感染対策を十分に行った上で進めてまいりました。

カープ選手、サンフレッチェ選手のみなさんは練習試合等が中止となり、練習時間も制限されている状況。そんな大変な状況の中でカープからは田中広輔選手、堂林翔太選手、一岡竜司投手、塹江敦哉投手。サンフレッチェからは川辺駿選手が取材に応じていただき、無事5月号を製作することができました。

選手のみなさんの声が届きにくい状況が続きますが、編集部は出来る限り選手のみなさんの思いを、読者の皆様にお届けしたいと思っております。全国的に緊急事態宣言が発令され、多くの書店様も休業となっています。現在「ステイホーム」の状況となりますが、広島アスリートマガジン5月号はネット購入が可能ですので、是非とも広島アスリートマガジン オンラインショップよりご購入ください。

4月25日(土)に発売となる5月号は「混迷のシーズンに立ち向かう 新選手会長の覚悟。」と題し、田中広輔選手が表紙に登場。コロナ問題の影響によるプロ野球開幕延期が続く中で調整を続けるカープ選手の思いを特集します。

 

今回特集の目玉である選手会長・田中広輔選手は、「ファンのみなさんのためなら是非」という事で表紙撮影、巻頭インタビューを快く引き受けていただきました。取材はソーシャルディスタンスを保持して2メートルの距離を置きながらのインタビューとなりました。選手会長に就任して以降の心境の変化、悔しさを味わった昨シーズンについて、開幕が遅れる中での調整、そしてファンのみなさんへ向けてのメッセージが語られるなど、“選手会長としての覚悟”が感じられる貴重な内容となっています。

特集内ではその他、スポーツジャーナリスト・二宮清純さんによる「球界揺るがすコロナ禍とカープ」と題した特別コラムも掲載。これまで多くのスポーツを見届けてきた二宮さんは、現在の球界とカープをどのように見ているのか?こちらも必見です。そして、オープン戦、練習試合で存在感を見せ続けていた、堂林翔太選手、一岡竜司投手、塹江敦哉投手の連続インタビューでは、今季に懸ける思いと今の状況、そしてファンへのメッセージを語っていただいております。

 

さらに今号から『カープ球団創立70周年』を記念したの2つの企画がスタートします。『カープレジェンドOBインタビュー』はタイトル通り、カープを支えてきたレジェンドOBを直撃する企画。記念すべき第1回目は、監督退任後、雑誌メディア初登場となる前監督の緒方孝市氏。カープ一筋33年の野球人生を元に、緒方氏が考えるカープ野球を語っていただいた貴重なインタビューとなっております。また歴代の優勝を振り返る『History of Carp Victory』の第1回目は、1975年、球団創立26年目のカープ初優勝をピックアップ。当時の出来事、主力メンバーを振り返っていき、当事者としてOBの池谷公二郎氏が当時の思い出を語ります。

盛りだくさんの内容でお送りする広島アスリートマガジン5月号を是非ご覧ください!