やれることをやって試合に備えるだけ

 好調をキープし続けてきた堂林だが、まずは対左投手相手の起用が想定されるだろう。そこでの結果は絶対条件であり、本当の勝負はその先の『右投手からの結果』だ。数少ないチャンスで、いかに結果を残すことができるか。シーズン開幕が見えない状況下でも、堂林には立ち止まれるだけの時間の猶予は残されていない。

「やることは変わらないのでやれることをやって開幕に向けて試合に備えるだけだと思います。気持ちの面では一度は3月20日に持って行ったところもありますので難しい部分はありますけど、変に気持ちを切らないように持続できたらなと思います」

 求められるのは一にも二にも結果だけ。背番号7は来たるべきシーズン開幕の日に向けて、今も限られた練習環境の中で闘志を燃やし続けている。

●新型コロナウイルス問題によるプロ野球開幕延期が続く中、調整を続ける選手たちの思いとは? 新選手会長・田中広輔選手のロングインタビューを筆頭に、堂林翔太選手、一岡竜司投手、塹江敦哉投手、そして緒方孝市前監督の声も収録した広島アスリートマガジン最新号(5月号/4月25日発売開始)のお求めは、広島アスリートマガジンオンラインショップで!