交流戦を終え、再びレギュラーシーズンに突入したカープ。一軍が熱い戦いを繰り広げる一方で、二軍では熱き若鯉たちが昇格の時を虎視眈々と狙っている。今季も大砲候補と目される、プロ7年目・林晃汰が二軍で語った課題とは。(数字は6月15日時点のもの)
4月に入り一軍昇格を果たすと、約1カ月で10試合に出場。
「一軍では結果を出すことができませんでした。今はその課題を一つずつ潰しているところです」と、再びの一軍昇格を目指し汗を流す。
「二軍でも、もっともっとできることがある。今はまだそれができていないので、課題は多いと思っています」と、あくまでも林は冷静だ。
「強い打球を打てるように。今はそう考えています。打席での打球の見え方や質はだんだん変わってきていると思っています。ここから、もっとそこを突き詰めていきたいです」。
由宇球場で行われたウエスタン・リーグの試合後、大野練習場に戻ると陽が落ちるまでバットを振り続ける。
「まだ6月(取材時点)。もっとアピールして、一軍に上がれるように頑張りたい」。
二軍ではチーム最多の5本塁打をマークしている。林が一軍で快音を響かせる日を待ち望むファンも多いはずだ。
■林晃汰(はやし・こうた)
2000年11月16日生、和歌山出身
181cm 98kg/右投左打/内野手/プロ7年目・24歳
智弁和歌山高ー広島(2018年ドラフト3位)
【2025年成績】
(一軍)10試合 12打数 2安打 打率.167 0本塁打 0打点 0四球 5三振