カープは11月3日、外野手の高橋大樹(27)、永井敦士(21)、内野手の桒原樹(25)の野手3選手に来季の契約を結ばないことを通告した。

2012年入団会見時の高橋大樹(前列左端)。同期には鈴木誠也らがいた。

 高橋大樹は2012年ドラフト1位で龍谷大平安高から入団。同期には鈴木誠也(2位)、上本崇司(3位)らがいる。プロ2年目に一軍初出場を果たすものの、二軍での鍛錬の日々が続いた。プロ6年目の2018年、4月30日の阪神戦でプロ初安打を記録すると、2019年にプロ初本塁打を放つなど27試合に出場した。プロ通算49試合に出場し、打率.253、20安打、1本塁打、3打点。

 プロ7年目の桒原は、2014年ドラフト5位で常葉菊川高から入団。2年目からは3年連続ファームで100試合以上に出場するなど、毎年のように期待され続けていた。2020年にはプロ6年目で初の一軍昇格を果たしたが、3打数無安打。一軍で安打を放つことができなかった。プロ通算3試合に出場、打率.000。

 永井は2017年ドラフト4位で指名され、鈴木誠也の母校である二松学舎大付高から入団。2年目にはファームで44安打を放つも、故障の影響もあり、ここ2年間はファームでも結果を残すことができず、一軍出場はなかった。