カープからドラフト7位指名された高木翔斗(県立岐阜商高)が、11月8日に岐阜市内で入団交渉を行い、契約金2000万円、年俸450万円(金額は推定)で仮契約した。

カープは今ドラフトで7選手を指名。高校生の指名選手は4位の田村、7位の髙木の2選手だ。

 高木は高校時代はキャプテンとして3年春・夏の甲子園に出場した大型捕手。担当の松本スカウトは「将来の4番候補。188センチの体を活かしたダイナミックなバッティングが魅力の選手」と評価する。

 仮契約を終え「ドラフトから1ヶ月過ぎて、プロ野球選手になる実感が湧いてきました」と喜びを口にした。

 また「アピールポイントは打撃です。強い打球が打てることと、広角に打てるところがポイントです。将来は打てるキャッチャーとして、日本を代表する選手になりたいのと、カープを引っ張っていける大きな選手になりたいです」と意気込みを語った。

 広島のイメージについては「カープはファンと選手がとても熱くて、一緒になって球場を赤く染めて戦うイメージがあります」と

 県立岐阜商高出身の捕手と言えば、長年カープで正捕手を務めた石原慶幸氏がいる。偉大な先輩捕手、そして強打の捕手を目指し、18歳の若武者がプロの世界へ挑む。

高木翔斗/たかぎ しょうと(捕手/県立岐阜商高)
2003年8月12日(18歳)/右投右打/188cm・90kg