7月9日に開幕する、第104回全国高等学校野球選手権広島県大会の組み合わせ抽選会が23日に広島市内で行われた。今大会は、3校連合チームを含む83校が参加する。

夏の高校野球広島大会は7月9日にマツダスタジアムで開幕する

 春の県大会優勝の広陵はシード校として出場し、初戦となる2回戦では昨夏の優勝校・広島新庄-油木の勝者と対戦。広陵の圃中隆太郎マネジャー(3年)は、「たくさんの方が支えてくださっていることを実感している。自分たちは強い集団だとは思っていない。一戦必勝で、全員の力で戦いたい」と語った。また、夏の県大会連覇を狙う岡田悠雅主将(3年)は「春の大会で対戦した広陵とは、勝ち上がれれば2回戦で当たる。春のリベンジをして、夏の大会を連覇したい」と意気込みを語った。

 また、春のセンバツに出場した広島商業はノーシードでの出場となり、1回戦で安芸府中と対戦。春の県大会準優勝の崇徳は、山陽-世羅の勝者と対戦する。

 今大会は3年ぶりに全校が出場する開会式となり(7月9日、マツダスタジアム)、選手宣誓を行うチームも決定した。選手宣誓のくじを引き当てたのは、第1シードにも入っている広。広の岩本和也主将(3年)は「自分は春も(春の県大会)選手宣誓をしたので、夏も良い選手宣誓をできるようにしっかり考えて頑張りたいと思います」と大役が決まり、目を輝かせていた。

 7月9日にマツダスタジアムで開幕する今大会は広島県内の7会場で行われ、決勝は7月26日にぶんちゃんしまなみ球場で行われる。