カープは27日に、メジャーリーグのサンディエゴ・パドレス傘下の3Aエルパソ・チワワズを自由契約となっていた、秋山翔吾(34)の獲得を発表した。

カープ入団を決断した秋山翔吾選手(写真は西武時代)

 秋山は2010年ドラフト3巡目で埼玉西武ライオンズに入団。ルーキーイヤーから西武の外野の一角としてポジションを獲得し、2015年にはシーズン216安打を放ちプロ野球新記録を達成。首位打者1回、最多安打4回、ゴールデン・グラブ賞を6度受賞するなど、走攻守3拍子揃った外野手として長らく活躍した。2020年に海外FA権を行使し、シンシナティ・レッズに移籍していた。秋山がセ・リーグでプレーするのは初となる。

 今季、カープは長年主軸として活躍してきた鈴木誠也(現カブス)が昨オフにメジャーへ移籍し、外野手争いが白熱している。経験豊富なヒットメーカーの入団により、さらなる攻撃力アップと若手選手への好影響が期待される。