破壊力あるシュート、的確なアシスト、アディショナルタイム最後まで走り切る姿勢。

 開幕戦のメンバー外だったとは思えないほどの活躍で、ルーキーイヤーにしてすでにサンフレッチェ広島になくてはならない存在となった満田誠。

 背番号『11』の後継者としての呼び声も高い、若きストライカーの素顔に迫る独占インタビューをお送りする。

コーナーフラッグに駆け寄るゴールパフォーマンスは、サポーターの感動を呼んだ。

◆オフは同期とランチでリフレッシュ。今の目標はアウトドアデビュー

ーオフの過ごし方や趣味を教えてください。

「オフの日は大迫選手と連絡を取り合い、お互いに予定がなければランチに行くことが多いです。何を食べたいか二人で相談したり、インターネットで検索してお店を決めています。ちょっとおしゃれなお店に行くこともあるし、親しみやすいお店にも行きますよ。大体1~2時間ゆっくり過ごして、そのあとカフェに行きます。これまで本当にサッカーしかしてこなかったので(笑)、だいたいサッカーの話をしています。趣味という趣味もないんですよね。ひとつ挙げるなら、最近は可愛いと思うスニーカーを見つけたら買って、ちょっと集めています」

ーサッカーと食べ物以外で 好きなものは?

「動物が好きです。実家でMIX犬を飼っているのですが、小さくて白くてモコモコしていて可愛いんです。名前はショーン。アニメ『ひつじのショーン』から取りました。ただ、自分が広島ユースに入る直前に飼い始めたので、全くなつかれていないんです。たぶん、家族として認識されていないんですよね。たまに実家に帰るとめちゃくちゃ吠えられるので、極力接触しないようにしています……」

ー新たに趣味にしたいことや 挑戦したいことは?

「シーズンオフにできるような趣味を作りたいと思っていて、今はキャンプに興味があります。YouTubeでキャンプ動画をよく観るのですが、非日常感を味わえるしリラックスできそうでいいですよね。広島は海も山もあるので、どっちも行ってみたいです。大学時代のサッカー部の仲間と行ってみたいね~と話しているので、とりあえずギアを集めるところから始めたい。友達と行く前に一度ひとりで挑戦して、テントの設置や火起こしなど、なるべくできるようになっておきたいです」

ー好きな食べ物は何ですか? 大学時代は自炊もしていましたか?

「オムライスと、抹茶味のものが好きです。オムライスはお店で食べるようなトロトロ系が好きですが、母が作ってくれる素朴なオムライスも好き。どっちも違う良さがありますよね。抹茶味は、アイスとかドリンクであればよく買います。大学時代は、昼食は自分で用意しないといけなかったので自炊することもありましたが、今は寮住まいで昼はクラブハウスで食べるので、全くしていないですね」

《プロフィール》
満田 誠(みつた・まこと)
1999年7月20日生、23歳
熊本県出身/170cm、63kg/FW
ソレッソ熊本-広島ユース-流通経済大-広島(2022〜)
シャドー、CFを主戦場とするアタッカー。
大学4年間で培った シュート精度の高さ、推進力のある突破を武器にゴールを量産する。