2018年10月17日、CSファイナルステージ第1戦(対巨人戦)を生観戦した内藤選手。新井貴浩さんのユニホームを着ての観戦は、実に11年ぶりだったという。ちなみにエース・大瀬良大地が先発した試合は、6対1でカープが勝利。

一度は捨ててしまったユニホーム

 ファーストは新井貴浩さんです。昔から好きな選手でしたし、サードを守っていたときはそこまで守備がうまいわけではなかったけど、泥臭くて、一生懸命さが伝わってきたというか。カープに戻って来てファーストを守るようになってからも、ワンバウンドとか、球が逸れても一生懸命に捕球してあげようという姿勢が見えましたよね。

 ファンになって初めてレプリカユニホームを買ったのも新井さんでした。FAでカープを去ったときに一度はユニホームを捨ててしまったけど(苦笑)……、スミマセン! 新井さん! カープに戻って来たときには、またユニホームを買い直しました。歴代のカープの選手で、あそこまで感情移入した選手はいなかったかもしれないです。とにかく喜怒哀楽が見えて、オレの感情を揺さぶる選手でした。

 新日本で言うなら、今年1月に引退した獣神サンダー・ライガーさんですかね。ライガーさんもマスクマンでありながら喜怒哀楽が見えて、長いキャリアの中で最後まで第一線で活躍したという点でも新井さんとダブります。ちなみに素顔のライガーさんも、新井さんと同じ広島出身ですしね(笑)。

 というわけで、だいぶ文字数も多くなってきました。結局、今回はファーストまでしかベストナインを選べませんでしたが、残りのポジションには誰が入るのか? そして新日本プロレスの選手で例えるなかで内藤哲也は出て来るのか(笑)? 次回(6月26日更新)の内藤的“思い入れベストナイン”選出を楽しみにお待ちください。

 では、今回はこのあたりで失礼させていただきます。次の連載まで、トランキーロ…あっせんなよ!