カープは4日、高橋樹也(25歳)、中神拓都(22歳)の支配下2選手と、戸田隆矢(29歳)育成契約投手と、来季契約を結ばないことを通告した。

プロ4年目、一軍経験をすることなく戦力外となった中神拓都選手

 高橋樹也は2015年ドラフト3位で花巻東高から入団。昨季は自己最多となる27試合に登板し、防御率1.37の成績を残したが、今季一軍登板はなかった。
【通算 64試合 0勝2敗 1S 1ホールド 防御率5.04】

 2018年ドラフト4位で市立岐阜商高から入団した中神は、高卒で入団した同期に、小園海斗、 林晃汰、田中法彦、羽月隆太郎を持つ。走攻守三拍子揃った選手として期待されていたが、一軍経験をすることなく、プロ4年目での戦力外となった。

 プロ11年目の戸田は、2011年ドラフト3位で樟南高から入団。キレのあるチェンジアップが売りの左腕は、プロ3年目の2014年には30試合に登板し、4勝2敗と活躍を見せた。翌年2015年も34試合とキャリアハイとなる登板数となったが、ケガの影響もあり、2020年に戦力外通告を受け、育成契約選手となっていた。昨季は前年に受けた左肘手術のリハビリを終え、8月に実戦復帰。二軍で6試合に登板し、防御率1.50を記録した。今季支配下登録を期待されたが、支配下登録復帰とはならなかった。
【通算 95試合 11勝7敗 1S 12ホールド防御率3.94】