カープは15日、2023年シーズンから着用する新ユニホームを発表した。カープのユニホーム変更はマツダスタジアム元年の2009年以来、14年ぶりとなる。
会見にはチームを代表して九里亜蓮投手、栗林良吏投手、森下暢仁投手、坂倉将吾捕手が新ユニホームを着用し撮影会に登場。会見終盤には新井貴浩新監督が新ユニホームを着用してサプライズ登場し、参加した選手や報道陣を驚かせた。なお新井新監督の背番号は現役時代と同じ25に決定した。
今回ユニホームのモデルチェンジは、これまでのモデルを継承しつつ、よりシンプルなデザインとなっている。
ホームユニホームは「シンプル+印象的」をコンセプトに、赤と紺を深い色とし、「赤いステッチ」や「赤い繋吹(しぶき)のラインが」が施されている。ビジターユニホームは「“赤”ד赤”」をコンセプトに赤を基調とするだけでなく、「選手名」や「Hiroshima」、背番号も赤となった。
ユニホームに記された文字は小さくなり、袖やパンツのラインにあった紺色がなくなるなど、機動性を充実した、より赤が際立つデザインとなっている。
下記、ユニホーム記者会見に参加した選手たちのコメント全文。
◆九里亜蓮 投手(ビジター ユニホーム着用)
「いままでのユニホームは、ロゴが白だったので、ロゴが赤になって、生地もピンクレッドということですごく新鮮な感じがします」
◆森下暢仁 投手(ビジター ユニホーム着用)
「生地も軽くなって動きやすい生地になっているので、とてもやりやすそうです」
◆栗林良吏 投手(ホーム ユニホーム着用)
「まずは胸の赤色が濃くなったというところで、自分たちも見えやすいところなので、すごく濃くなっているなというイメージがあります。背中のラインは自分には見えないのですが、坂倉選手のを見るとすごくカッコいいなと、デザインはすごくかっこよくで、着心地はすごくいいです」
◆坂倉将吾 捕手(ホーム ユニホーム着用)
「前のものよりも、素材が軽くて、動きやすそうだなという印象と、このステッチが前のユニホームにはなかったものだと思うので、本当にデザインも良くていいなと思います」
記者会見質問でのコメント全文
ー新しいユニホームを見た時の第一印象から教えてください。
◆坂倉将吾 捕手
「僕はマークとか背番号が小さくなっていたことが、1番初めに気づいたことです。新鮮な感じがしました。入団してからずっと同じユニホームだったので、そこから変わって新鮮な感じがしたことを見て感じました」
◆栗林良吏 投手
「ホームユニホームは、変化がすごく分かるというよりかは、最初に正面を見た時は、前のデザインに似ているなと思いました。ビジターユニホームに関しては、前のと比べてすごく変わっていたので、カッコよくなったなと思いました。着心地も良さそうだなと思いました」
◆森下暢仁 投手
「ホームのユニホームはあまり特別大きな変化があるようには感じなかったのですが、やはりビジターは大きく色も変わっていたので、そこが第一印象です」
◆九里亜蓮 投手
「後輩たち3人が全部言っちゃったので、僕は言うことありませんね(笑)」
ーユニホームも新しくなりますが、来シーズンはどのような活躍を見せたいですか?
◆九里亜蓮 投手
「ずっと同じユニホームから、新しいユニホームに変わって、すごく新鮮ですし、ユニホームが変わるにつれて、僕も新しい自分で、レベルアップしてやっていければいいなと思います」
◆森下暢仁 投手
「ユニホームも、監督も変わって、チーム的にも、色々な変化が加わってきたらいいのかなと思いますし、チームとしても、高いところで、野球ができたらいいなと思います」
◆栗林良吏 投手
「ユニホームが変わることによって、自分の気持ちも高まりますし、今年は監督さんも変わるので、このユニホームと共に、広島東洋カープ も強くなって、常に優勝争いができるチームになればいいなと思います。そして自分もそこにしっかり貢献できるように頑張りたいなと思います」
◆坂倉将吾 捕手
「同じになりますが、ユニホームが変わるということで、自分たちも変わりつつ、チームとしても何かが変わるきっかけになるようにみんなで頑張っていきたいなと思います。個人的にはまた来年もケガをしないように頑張りたいと思います」
◆新井貴浩新監督
ーユニホームについてはいかがですか?
「カッコいいですね。かっこいいと思います。前のユニホームの伝統といいますか、そういうのを残しつつ、色が深みを増した赤というのが、かっこいいなと思いますね」
ー監督の背番号は何番になりましたか?
「背番号は25番ということで、球団の方に全てをおまかせしていましたので。背番号のことはあまり言わないでほしいですね。本当に怒られるので(笑)」