10月20日、新井貴浩監督初のドラフトとなる『2022年 プロ野球ドラフト会議』が開催された。カープは支配下7選手、育成ドラフトで4選手を指名し、合計10選手を指名。

監督として初仕事となるドラフトに臨んだ新井貴浩新監督

 1位は事前公表の通り、苫小牧中央高の斉藤優汰(さいとう・ゆうた)を指名。甲子園出場経験はないものの、変化球に加え「角度のある良いストレートを投げる」と担当スカウトがコメントを残したように、最速151キロをマークする球威も魅力の投手だ。

 2位では同じく高卒選手である内田湘大(うちだ・しょうだい)内野手を指名。3位指名では、東京ガスの即戦力右腕・益田武尚(ますだ・たけひさ)を獲得した。支配下で獲得した7名の選手のうち投手は4名で、3名は社会人。即戦力投手を重視したドラフトとなった。

 今ドラフトでカープが指名した選手は以下の通り。

1位 斉藤 優汰(さいとう・ゆうた) 苫小牧中央高/投手/右投左打
2位 内田 湘大(うちだ・しょうだい) 利根商業高/内野手/右投右打
3位 益田 武尚(ますだ・たけひさ) 東京ガス/投手/右投右打
4位 清水 叶人(しみず・かなと) 高崎健康福祉大高崎高/捕手/右投左打
5位 河野 佳(かわの・けい) 大阪ガス/投手/右投右打
6位 長谷部 銀次(はせべ・ぎんじ) トヨタ自動車/投手/左投左打
7位 久保 修(くぼ・しゅう) 大阪観光大/外野手/右投右打

育成1位 名原 典彦(なばら・のりひこ) 青森大/外野手/右投右打
育成2位 中村 貴浩(なかむら・たかひろ) 九州産業大/外野手/右投左打
育成3位 辻 大雅(つじ・たいが) 二松學舍大附高/投手/左投左打