カープは10月23日、玉木 朋孝コーチ(二軍内野守備・走塁コーチ)、森笠繁コーチ(二軍打撃コーチ)、植田幸弘コーチ(二軍バッテリーコーチ)の退団を発表した。

玉木朋孝コーチ

 玉木コーチは1993年ドラフト3位で修徳高からカープに入団。2000年オフに、自由契約となりオリックスへ入団すると、2002年には、自己最多の49試合に出場した。2005年に現役引退。引退後はカープのスコアラーを務め、2011年に二軍守備・走塁コーチに就任。その後、一軍、二軍ともにコーチを務めた。

森笠 繁コーチ

 森笠コーチは1998年ドラフト4位でカープに入団。同期には、新井貴浩や、東出輝裕がいる。即戦力ルーキーとして、1年目から29試合に出場。2001年には、前田智徳の代わりに3番出場するなど、期待を寄せられた。2003年には、初の1試合2本塁打を記録するなど、自己最多となる117試合に出場。2008年にトレードで横浜ベイスターズ(現DeNA)へ移籍した。引退した2011年オフにカープの三軍野手コーチとして復帰し、一軍、二軍コーチなども務めた。

植田 幸弘コーチ

 植田コーチは1982年ドラフト外でカープに入団。同期には現在、カープのスカウト部長を務める白武佳久がいる。全盛期の達川光男の控えとして、チームを支え、1989年の達川氏の故障時には、31試合に先発マスクとして出場した。1993年の達川氏引退後は、西山秀二らと熾烈な正捕手争いを繰り広げた。この年のオフに交換トレードで西武へ移籍。1999年オフに現役引退し、西武のチームスタッフも務め、2008年からカープの一軍バッテリーコーチに就任。2020年から二軍バッテリーコーチを務めた。