プロ野球・広島東洋カープ、サッカーJ1・サンフレッチェ広島をはじめ、多数のスポーツチームが存在する広島県。広島アスリートマガジンの連載《HIROSHIMA SPORTS NAVI》では、スポーツ王国と呼ばれる広島で活躍するスポーツチームから、選手自らがナビゲーターとなりチームや競技の魅力を紹介する。

 今回は、 JAPAN RUGBY LEAGUE ONE(通称・リーグワン)に参戦中の『マツダスカイアクティブズ広島』から、キャプテン・﨑口銀二朗選手が登場。防具をつけない生身の体で激しくぶつかりあうラグビー。その魅力や見どころ、そして12月17日に開幕を控えたリーグ戦への意気込みまで、﨑口選手がラグビー愛を熱く語ります!

大阪桐蔭高では、藤浪晋太郎(阪神)と同学年だったという﨑口選手。現在も、日々ストイックにラグビーと向き合っている。

生身の体がぶつかるコンタクトの迫力を、ぜひ競技場で見てほしい

 父がラグビーをしていたことや、家の近所にスクールができたことが、僕がラグビーをするようになったきっかけでした。理由はもう覚えていないんですが、自分から「ラグビーがしたい」と言い出したみたいですね。ポジションはずっとバックス(スクラムハーフ、スタンドオフ、センター、ウイング、フルバックの総称。ボールを前線に運ぶ役割を担う)です。その頃の憧れは神戸製鋼のアンドリュー・ミラー選手でした(ニュージーランド出身、2003年まで神戸製鋼に所属)。花園ラグビー場が近かったので、試合もよく見に行っていましたね。

 チームは今季、ディビジョン2からディビジョン3に降格してしまいましたが、来季は1年でディビジョン2に上がることを大きな目標にしています。12月17日に開幕するリーグワンの新シーズンも、勝利を目指して全員で1年間戦い切れるよう頑張りますので、スタジアムに足を運んで応援してもらえればと思います。