◆高校時代から代表の舞台で活躍。超高校級遊撃手として甲子園記録も!・小園海斗

小園海斗(報徳学園高時代)

 4球団競合の末にカープが交渉権を引き当てた、2018年ドラフトの最注目選手。報徳学園高では1年春からベンチ入りし、1番打者として打線をけん引。夏からレギュラーに定着した。

 2年時に春のセンバツに出場するとベスト4進出に貢献。同年、侍ジャパンU-18に選出され正遊撃手として活躍した。

 3年時には夏の甲子園に出場し、1回戦の聖光学院戦では3安打3得点を記録。大会タイ記録となる1試合3二塁打をマークするなどスカウトからの評価をさらに高めた。

 走攻守三拍子揃った内野手として、同学年の大阪桐蔭・根尾昂(中日)、藤原恭大(ロッテ)らと共に注目を集める存在だった。

こぞの・かいと
2000年6月7日生、 兵庫県出身
178cm・85kg/右投左打
報徳学園高-広島(2018年ドラフト1位)

◆夏の甲子園に二度出場。奥川恭伸から意地の2安打・持丸泰輝

持丸泰輝(旭川大高時代)

 旭川大高では1年春からベンチ入り。2年時には予選を勝ち抜いて第100回の夏の甲子園に出場。4番・レフトで出場した1回戦の佐久長聖戦では4-4のまま延長戦に突入し、大会史上初のタイブレークの末に敗退した。

 2年秋の新チームから捕手に転向すると、主将としてチームをけん引。3年夏に二度目の甲子園出場を果たすと、1回戦で奥川恭伸を擁する星稜と対戦。2番・捕手として先発し第2打席ではセンター前ヒット、第4打席ではあわや本塁打となる長打を放った。試合は0-1で惜敗となったが先発・能登嵩都(桐蔭横浜大)を好リードした。

 沼田翔平(巨人・2018年育成ドラフト3位)は同校の1学年先輩にあたる。

もちまる・たいき
2001年10月26日生、北海道出身
177cm・82kg/右投左打
旭川大高-広島(2019年育成選手ドラフト1位)

 
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