DeNAとの開幕カードを2勝1敗と勝ち越しで終えたカープ。今日から東京ドームで、5年連続で勝ち越している巨人との3連戦を迎える。

カープの先発は来日6年目を迎えるK.ジョンソン。昨季チームトップの27試合に先発して11勝を挙げた左腕エースが、大瀬良大地と共に大事なカード頭を任される。6月の練習試合では2試合連続で無失点。開幕前最後の登板となった2軍練習試合でも5回1失点と上々の仕上がりを見せており期待は大きい。

12球団で唯一開幕3連勝を果たした巨人は打線が好調。チーム打率3割1厘、21得点はいずれもリーグトップの成績だ。なかでも警戒したいのは新戦力のパーラ。阪神との開幕3連戦では5安打2本塁打6打点の活躍を見せているだけに、パーラの前にランナーを出さない展開を目指したい。ただ、K.ジョンソンの昨年の対巨人成績は3勝(1敗)、防御率2.20。さらに3勝はすべて東京ドームで挙げ球場の相性も良いだけに、好調巨人打線が相手といえども、丁寧なピッチングを続ければ勝機が見えてくるはずだ。

巨人の先発・戸郷翔征とは今夜が初対戦。1番ピレラ、3番西川龍馬、4番鈴木誠也は3試合連続安打と状態が良いだけに、上位打線のつながりから一気に戸郷を攻略したい。特に注目したいのは開幕2戦目には満塁アーチを放つなど、存在感をみせている鈴木誠也だ。3試合を終えて、打率.455、2本塁打、5打点と好スタートを切っているだけに、今日も4番としての働きを期待したいところだ。

21日(日)のサヨナラ負けの悪夢を払拭するためにも、今夜は快勝といきたい。