3月15日、広島サンプラザで京都ハンナリーズ戦を迎えて行われたB.LEAGUE第24節は、広島102–95京都で広島ドラゴンフライズが見事勝利を納めた。

広島ドラゴンフライズSG #3 辻 直人選手

 リーグ1位のフィールドゴールパーセンテージ成功率を誇る広島が102得点と、オフェンス力を発揮。タフショットやトランジションでの得点で粘りを見せる京都を振り切った。またリバウンドでも京都を8本上回り、これが試合展開を有利に導き勝因の一つとなっている。5月11日から行われるCS進出に向けて、次節からの連勝にも期待大だ。

広島ドラゴンフライズのホーム・広島サンプラザ

 カイル・ミリングHCは「終始広島のペースで第4Qまで試合が進んだ。それでも京都が諦めることなく攻めてきて、素晴らしいチームだと感じた。アシストやオフェンスは良かったが、ディフェンスが課題だと思う。カイ・ソットも加入したので、強度の高いディフェンスを構築していきたい」と語った。

 また辻直人選手は「出だしは良かったが、セカンドチャンスのリバウンドでやられてしまった。自分たちがアウトサイドからのシュートを打った時に、リバウンドになって速攻で持っていかれるなど、相手の流れになってしまった。95点は取られすぎている。ディフェンスに修正が必要だと思う」と、勝利を納めたとはいえ反省点を踏まえ、次節への意気込みとした。

 現在、西地区3位。次は3月18、19日にアダストリアみとアリーナ(水戸市)で、茨城ロボッツと対戦予定。

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