昨夜は投打に精彩を欠き、連勝が止まったカープ。今日はカード勝ち越しをかけた一戦となる。

カープの先発はドラ1右腕・森下暢仁。プロ初先発となった6月21日のDeNA戦では7回を投げて無失点。チームがサヨナラ負けを喫したためプロ初白星はつかなかったが、3回以降はわずか1安打の素晴らしいピッチングを披露した。ナゴヤドームでは、3月1日のオープン戦で投げ、3回を無失点に抑えているだけに、良いイメージでマウンドにあがれるはずだ。

中日打線で注意したいのは、5番に座る高橋周平。一昨日の試合で3安打猛打賞、昨日の試合ではタイムリーを含む2安打を放ち打率は4割超え。ランナーを置いた場面では特に細心の注意が必要だ。

一方のカープ打線は、昨日の試合では5番に松山竜平を置く打順で臨んだが、つながりを欠き、5安打1得点に終わった。9回表はわずか3球で終わるなど淡白なバッティングが目立っただけに、粘り強い攻撃を心がけたい。中日先発はプロ2年目の梅津晃大。前回先発したヤクルト戦では7回を無失点に抑え勝ち投手になっている。早いイニングで攻略し、プロ初勝利を目指す森下暢仁を援護したい。