プロ野球・広島東洋カープ、サッカーJ1・サンフレッチェ広島をはじめ、多数のスポーツチームが存在する広島県。広島アスリートマガジンの連載《HIROSHIMA SPORTS NAVI》では、スポーツ王国と呼ばれる広島で活躍するスポーツチームから、選手自らがナビゲーターとなりチームや競技の魅力を紹介する。

 今回は『イズミメイプルレッズ』から三橋未来選手が登場。チームの主将を務める三橋選手が、オフの過ごし方を大公開! 10月に開幕を控えた2023ー24シーズンへの意気込みも語ります。

試合中の三橋選手。ハンドボールでは、スピーディな攻守の切り替えはもちろん、高く飛ぶためのジャンプ力も必要とされる。

オフはチームを応援してくれるお好み焼き店でリフレッシュ

 オフは、選手それぞれ思い思いに過ごしています。私はリラックスしたい時には家で動画を見たり音楽を聞いたりして、一人の世界に浸っています。アクティブに過ごしても、リラックスして過ごしても、どちらでもリフレッシュができるタイプなので、気分に合わせて過ごし方を変えています。オシャレが大好きなので、買い物に出かけることも多いですね。チームメートで同期の近藤万春選手と一緒に出かけることもあります。私と近藤選手の共通点は「食を充実させたい」ところ。ふたりで食事に行くことも多いです。メイプルの寮の近くにあるお好み焼き屋さんは本当においしいし、店長さんとおしゃべりするのも楽しくて、週に1回は通っていますね(笑)。お店もメイプルを応援してくださっているので、すごくありがたいなと思っています。

◆2023ー24シーズンの女子日本リーグは、10月開幕!

 6月には社会人選手権大会が開催され、10月には女子の2023ー24シーズン日本ハンドボールリーグが開幕します。

 酒巻清治新監督のもと、新体制になりチームも変化すると思いますが、まずは監督の求めるハンドボールを私たち選手がコートの中で体現できるように、しっかり準備をしていきたいです。日本一を目指して戦っていくことに変わりはありませんが、監督からは「それだけでなく『日本一のチーム』になろう」という言葉がありました。名実ともに『日本一』と言えるチームになるために、キャプテンとして、私も頑張っていきたいと思っています。

 ハンドボールは、選手も観客も一緒に熱くなれるスポーツです。ホーム戦では試合以外にも楽しめるいろいろなイベントも用意されているので、少しでも「興味が沸いたな」という方は、ぜひ会場に足を運んで、迫力やスピード感を体感していただければと思います。

《プロフィール》
三橋 未来 (みつはし・みき)
1996年3月2日生、東京都出身
東京女子体育大在籍中に春季リーグで4季連続優勝を果たし最優秀選手賞を受賞。2018年からイズミメイプルレッズに加入し、現在は主将を務めている。

【 イズミメイプルレッズ 】
1993年にイズミハンドボール部として創部し、1994年から日本ハンドボールリーグに参入。創部3年目でリーグ初優勝を果たすと、1998年からは3連覇を達成。2004年には女子史上3チーム目となる四冠 (日本リーグ、実業団選手権(現・社会人選手権)、全日本総合選手権(現・日本選手権)、国体)を成し遂げた、強豪女子ハンドボールチームである。

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イズミメイプルレッズは、広島県のスポーツコミッション『スポーツアクティベーションひろしま』(通称:SAH)が展開する、広島横断型スポーツ応援プロジェクト・Team WISHに参加中! SAHでは広島県のスポーツを幅広く取り上げたWEBマガジンも公開。
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