開幕3カードを終えて5勝3敗1分けと好スタートを切ったカープ。ヤクルト3連戦の初戦は雨天中止となったため、今日は仕切り直しの一戦となる。

カープの先発はスライド登板となるK.ジョンソン。前回登板の6月23日の巨人戦(東京ドーム)では會澤とバッテリーを組み、5回3失点で負け投手となった。ヤクルト打線はチーム打率は.256とリーグ5位の成績だが、村上宗隆(打率.364)、坂口智隆(打率.313)など上位打線他球団に劣らぬ得点力を誇るだけに注意が必要だ。さらにジョンソンの2019年のヤクルト対戦成績は1勝3敗、防御率6.00と打ち込まれた。女房役と息のあったコンビネーションで今夜は昨季のリベンジといきたいところだ。

打線は、28日の試合で3ホームランを含む15安打10得点を記録。9試合のうち6試合で2ケタ安打を放ち状態は良く、5番打者として期待の大きい松山竜平が一軍復帰し、より厚みが出てきた。また、復活を期する田中広輔が打率.345(リーグ9位)、堂林翔太が打率.414(リーグ3位)と好調を維持している。特に堂林翔太は4試合連続安打中。今日の試合でも打線のキーマンとして活躍が期待される。

開幕から4カード連続で続いたアウェーでの対戦もこのカードが最後。昨日の試合が雨天中止となり、勝率5割以上で7月3日の本拠地開幕戦(阪神戦)を迎えることが決まっただけに、勢いを維持したまま広島に帰りたい。