4月11日に一軍登録抹消をされましたが、当時はどのような心境でしたか?
西川 二軍で三塁の守備に慣れてこいということで一度二軍降格となりましたが、当時は自分自身守備に自信がなかったので、良い機会だと思って前向きな気持ちで捉えることができました。

 二軍ではどのような点を意識をして過ごしていましたか?
西川 主に守備についてのことで、サードから強い球を投げる際のポジショニングの確認などです。打撃については一軍で習ったことを継続して取り組んでいくことを特に意識していました。

◆1日でも長く一軍にいたい

 現在は三塁手としての出場が続いていますが、遊撃手へのこだわりはありますか?
西川 将来的には一軍で遊撃手として出場することができれば良いなと思います。社会人時代は二塁手へのコンバートを打診されたこともありましたが、結局遊撃手一本を突き通しました。それぐらいこだわりはあります。

 ご自身の最大のアピールポイントと現状の課題を教えてください。
西川 やっぱり打撃ですね。僕にはそれしかないので、とにかく思い切りの良さを見せていきたいです。課題はやっぱり守備です。これについてはとにかく練習して、三塁というポジションに慣れたいと思います。

 現在意識している数字はありますか?
西川 今は試合に出る機会が少ないですし、こだわっている数字はありません。社会人時代は三番を打たせてもらうことが多かったので打点を意識していました。強いていうなら今はとにかく1日でも長く一軍にいたいと思っています。

 ファンのみなさんは3月27日のような堂々としたヒーローインタビューを今後も期待していると思います。
西川 自分が1年目からお立ち台に立つなんて思いもしなかったので、あのときはとにかく緊張して余裕がありませんでした。少しずついろいろな経験をして徐々にプロ野球の世界にも慣れてきたと思うので、次にお立ち台にあがるときにはもう少し落ち着いて、余裕のある姿をファンのみなさんに見せたいですね(笑)。