株式会社エイジェックは7月18日、栃木県庁にて『スポーツ振興等に関する協定締結式』を実施。協定の調印にあたり、栃木県知事の福田富一氏と株式会社エイジェック代表取締役社長の古後昌彦氏による記者会見が行われた。

協定締結式に参加した福田富一栃木県知事(写真左)と、株式会社エイジェック代表取締役社長の古後昌彦氏(写真右)。

 今回の栃木県とのスポーツ振興等に関する協定は、栃木県として初めての締結となり、スポーツの振興および地域の活性化を目指す。

 これまでエイジェックでは、同社が運営を行うプロ野球独立リーグ・栃木ゴールデンブレーブスや、男女硬式野球部が地域の子どもに向けた野球教室を行うなど、栃木県において様々な取り組みを実施してきた。

 また、野球部員が保育園などに訪問し、投動作の指導を行うなど野球だけでなく基礎的な運動能力向上に向けた取り組みも行なっている。また、チームを活用したスポーツ振興活動のみならず、栃木県内の各球場で行う女子野球大会の「さくらカップ」の企画運営なども展開している。

 協定締結後の会見で福田知事は「今回の協定では各種イベントへの参加や体験教室などの開催、関連団体を活用したスポーツツーリズムのPRなどを通じ、スポーツの振興、活用による、地域活性化において連携を図っていくこととしております。まさに、エイジェックグループの強みを活かした、事業展開が期待される内容となっております」と期待を寄せた。

 またエイジェック古後氏は「スポーツを通し、栃木の魅力、感動、話題として、語り注がれるものを少しでも多く栃木県でつくっていきたい。7年前にスポーツ事業部を立ち上げた時に、チャンスをいただけたことをご縁に感じ、これからもエイジェックグループを挙げて、多くのスポーツに関わる子どもたち、応援で感動する場面、さらには全国から多くの方々に集まっていただき、感動と栃木の魅力に触れていただく機会を設けたいです。これからも多くの可能性にチャレンジしていきたいと考えております」とスポーツを通じての栃木県への貢献を約束した。

 栃木県とエイジェックがタッグを組み、スポーツを通じてどのような地域貢献が展開されるか、今後の動きに注目だ。