アイスホッケーアジアリーグのH.C.栃木日光アイスバックスは、9月24日にアニャンアイスアリーナ(安養市)で、HLアニャンアイスホッケークラブと今季2戦目を戦った。23日に行われた前日の試合では今季初の完封負けを喫し、連敗を脱したいH.C.栃木日光アイスバックスだったが、第2ピリオドで許したリードが響き3対5で敗れた。

9月23日、24日にアニャンアイスアリーナ(安養市)で行われた、HLアニャンアイスホッケークラブ対H.C.栃木日光アイスバックス戦

 第1ピリオドでは、前日の課題点から相手のシュート数をおよそ半分に抑え込むディフェンスを見せ、試合序盤を0点で乗り切った。藤澤悌史ヘッドコーチの言葉通り、「まずは守備から」を体現した展開に期待が高まり後半を迎える。

 しかし第2ピリオドではここまで抑え込んでいた相手オフェンス陣に攻め込まれ4失点とリードを奪われた。

 ここまで2試合を通して無得点のH.C.栃木日光アイスバックスだったが、ここからゴールラッシュが始まる。40分25秒にFW磯谷奏汰が相手ゴールに角度を変えて流し込み1点を返すと、およそ1分後の41分49秒には、自分達の形をつくり上げ、FW阿部泰河からのラストパスをFW大椋舞人が叩き込み2点差に。その後もFW鈴木健斗が55分55秒に得点を重ね、1点差に詰め寄った。

 しかし反撃もここまで。その後もHLアニャンに追加点を許し、敵地第2戦は3対5で惜しくも敗れ、連敗に終わった。

 次戦は、9月30日にアウェイで横浜GRITS戦を迎える。持ち前の攻撃力を活かし、次こそ白星を勝ち取りたい。

◆栃木日光アイスバックス 得点経過
① 40分25秒 ゴール磯谷奏汰(アシスト1 相馬 秀斗、アシスト2 古橋真来)
② 41分49秒 ゴール大椋舞人(アシスト1 阿部 泰河)
③ 55分55秒 ゴール鈴木健斗(アシスト1 古橋真来、アシスト2 佐藤 大翔)

◆栃木日光アイスバックス シュート数
1P 4
2P 5
3P 5
OVT
PSS
Total 14