10月1日、マツダスタジアムで、今季限りで引退を決めたカープ一岡竜司が引退会見を行った。

10月1日マツダスタジアムで行われた、一岡竜司投手の引退会見。

 2011年ドラフト3位で巨人に入団した一岡は、2014年にFA権を行使し巨人へ移籍した大竹寛の人的補償としてカープに入団。カープには10年間在籍し、2016年からの3連覇では中継ぎとして大きく貢献した。

 引退会見で一岡は、以下のようにコメントした。

「専門学校を出て、正直2、3年活躍できればと思っていたのが正直な気持ち。12年間もプロ野球選手として活躍でき、周りの方に恵まれた12年間でした。カープ球団にはもちろん感謝の思いしかありませんし、ジャイアンツにも無名の専門学生をプロに入団させてくれたという、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。広島の街が好きになり、リーグ3連覇も経験できて、最後にこのような舞台をつくってもらえて、僕は幸せ者だと思います」

 また、新井監督は10月1日に行われるレギュラーシーズン最終戦の阪神戦で、一岡の登板を明言しており、「最後の1試合、全力で腕を振りたいと思います」と力強く語った。

 なお、一岡の引退セレモニーは本日マツダスタジアムで行われる阪神戦で実施予定だ。