アイスホッケーアジアリーグのH.C.栃木日光アイスバックスは、10月7日に栃木県立日光霧降アイスアリーナ(日光市)で、横浜GRITSをホームに迎えた。序盤はアイスバックスがリードするも、両者譲らず延長戦に突入。延長52秒に、FW古橋真来のパスにFW鈴木雄大が合わせて、アイスバックスが見事6対5で勝利した。

見事、今季初となる延長戦を制したH.C.栃木日光アイスバックス(オレンジユニホーム)

 第1ピリオドでは、試合開始早々、グリッツに攻め込まれるも、持ち前のディフェンス力で阻止。試合が動いたのは第1ピリオド4分29秒、ゴール前にこぼれたパックをDF坂田駿が押し込みアイスバックスが先制。この勢いに乗ったアイスバックスは、7分36秒にFW古橋真来がゴール。さらに17分5秒には、華麗なパスワークからゴール前で鈴木雄大がゴールを決め3対0と大きくリードした。しかしその後、17分36秒、グリッツに得点を許すと、第2ピリオドでは立て続けに2失点し、同点とされた。しかし12分00秒にゴール前の攻防から最後はFW伊藤俊之が押し込みさらにリードを奪った。 

 第3ピリオドでは、残り時間がわずかとなったグリッツはゴールキーパーも下げ、6人で攻撃するも、FW古橋真来がその隙をつき、パックを奪い追加点を奪う。勝負ありと思われたが、17分49秒にグリッツFW角舘信恒の得点で1点差に詰め寄られると、さらに26秒後の18分15秒にFWアレックス・ラウターが得点を決め同点とし、第3ピリオド終了のブザーが鳴った。 

 今季初となる延長戦に突入したアイスバックスは、延長52秒にFW古橋真来からのパスを、鈴木雄大が合わせて勝ち越しに成功。アイスバックスが延長戦を制し、今季4勝目を挙げた。 

◆H.C.栃木日光アイスバックス 得点経過
① 04分29秒 ゴール坂田 駿(アシスト1 宮田大輔、アシスト2 阿部泰河)
② 07分36秒 ゴール古橋真来(アシスト1 佐藤大翔、アシスト2 相馬秀斗)
③ 17分05秒 ゴール鈴木雄大(アシスト1 清水 怜、アシスト2 佐藤大翔)
④ 32分00秒 ゴール伊藤俊之(アシスト1 佐々木祐希、アシスト2 寺尾勇利)
⑤ 57分49秒 ゴール古橋真来
⑥ 60分52秒 ゴール鈴木雄大(アシスト1 古橋真来、アシスト2 佐藤大翔) 

◆H.C.栃木日光アイスバックス シュート数
1P 14
2P 14
3P 8
OVT 1
PSS
Total 37