アイスホッケーアジアリーグのH.C.栃木日光アイスバックスは、10月8日に栃木県立日光霧降アイスアリーナ(日光市)で、横浜GRITSと第4回戦を迎えた。アイスバックスのGKは地元日光市出身の大塚一佐が初先発。試合はFW清水怜が2ゴールを決める活躍を魅せ、チームは4対2で連勝を飾った。

今季初スタメン、初勝利を挙げた、日光市出身のGK大塚一佐。

 試合が動いたのは第1ピリオド8分56秒。アイスバックスの清水怜の得点で前日の試合同様先制点を奪った。第2ピリオドでは、一人少ないキルプレーの場面で、FW大椋舞人がパックを奪い、GKとの1対1を冷静に決め2-0とした。

 試合の主導権を握ったかに見えたアイスバックスだったが、ここからグリッツの反撃が始まる。第2ピリオド10分58秒にFW石井秀人が得点を決めると、第3ピリオド1分42秒には、FWアレックス・ラウターの得点で同点とされる。

 残り時間約2分の場面で、試合が動く。ゴール前の混戦から最後はアイスバックスFW清水怜が押し込んで勝ち越すと、勝負に出たグリッツは、GKを下げ6人で攻めるも、その隙をついた古橋真来がパックを奪い、59分59秒に無人のゴールに流し込み試合終了。

 この日初先発したGK大塚一佐は、ホームゲームでうれしい初勝利を手にし、チームは4連勝で首位に浮上した。次戦は、10月14日から、強敵レッドイーグルス北海道との戦いとなり、アウェイへ乗り込む。

◆栃木日光アイスバックス 得点経過
① 08分56秒 ゴール 清水 怜(アシスト1 鈴木雄大、アシスト2 古橋真来)
② 28分59秒 ゴール 大椋舞人
③ 57分48秒 ゴール 清水怜(アシスト1 古橋真来、アシスト2 鈴木雄大)
④ 59分59秒 ゴール 古橋真来(アシスト1 鈴木雄大)

◆栃木日光アイスバックス シュート数
1P 9
2P 15
3P 13
OVT 
PSS
Total 37