2月18日に群馬県高崎市で「タカサキダンスフェスティバル2024」が開催された。このイベントは、高崎市民を中心に各地からダンス好きが集まる祭典で、今大会で9回目の開催となる。
毎年多くのチームから応募があり、年々ハイレベルなダンスが披露されている。プログラムは、1部のタカサキステージと2部のコンテストステージで構成され、コンテストステージでは審査員として昨年度から継続して平沢和泉氏、過去審査経験のあるMAA氏、昨年NBAのチアで活躍した小笠原礼子氏が参加。さらに今年は、世界最高峰のプロダンスリーグ“Dリーグ”に所属するFULLCAST RAISERZがゲストダンサーとして出演。メンバーであるKTRさんは審査員を務めた。
◆高崎市内のダンスチームを中心としたタカサキステージ
オープンステージとして行われたタカサキステージには高崎市民を中心に構成されたダンスが大好きな全20チームが集結。イベントMCのパトリック・ユウの呼び込みから登場し、各チームの熱いパフォーマンが披露された。トップバッターとしてステージに上がったのはMy little dance story。「タカサキダンスフェスティバル2024」のオープニングを飾った。
タカサキステージの表彰ではベストパフォーマー賞として、『TEAM pegu Gloss』が受賞。ベストパフォーマー賞の副賞として「高崎じまん」特産品1万円分が贈られた。
◆会場が大声援に包まれたコンテストステージ
1月の予選を勝ち抜いたキッズ部門・フリー部門の計20チームが本選に出場。コンテストステージは、ヒップホップから始まり、多種多様なジャンルのダンスが披露された。例年、ハイレベルな争いが繰り広げられるコンテストステージ。踊り終えてからの姿は、達成感に満ち溢れていた。
ゲスト出演では、世界最高峰のプロダンスリーグ“Dリーグ”に所属するFULLCAST RAISERZがゲストとして登場。圧倒的なダンスパフォーマンスを披露し、出場者や観客を魅了した。メンバーに手拍子を求められた客席は力強く応じ、会場全体が一体感に包まれた。最後はメンバーによる来場者のお見送りを実施。ハイタッチや写真撮影などに気さくに応じるメンバーの姿に、子どもたちやファンは目を輝かせた。
表彰式では各審査員がキッズ・フリーの部それぞれで審査員賞を選定。さらに部門関係なく高崎市長賞が贈呈された。表彰式では賞状や盾だけでなく、日本一の生産量を誇る高崎市の名物だるまをモチーフとしたパネルや副賞が贈呈された。来年10回目を迎えるタカサキダンスフェスティバル。今後の盛り上がりにも注目だ。
◆受賞チーム一覧◆
○高崎市長賞
Rerun
○ベストパフォーマー賞
TEAM pegu Gloss
○平沢和泉賞
キッズ部門:Petit Bijou
フリー部門:NaturalForce
○MAA賞
キッズ部門:somesis
フリー部門:illme
○小笠原礼子賞
キッズ部門:chibi blau
フリー部門:BEEBRO
○FULLCAST RAISERZ賞
F-crown