マツダスタジアムで行われた本日のDeNA戦は1対5で敗北。昨夜の劇的勝利の流れを生かせず、5割復帰とはならなかった。

6月28日以来の先発マウンドとなった森下暢仁は、本拠地・マツダスタジアムに初登板。初回、2死からオースティンに安打を許すと、そこから4連打を打たれて2点を先制された。2回以降も毎回先頭打者の出塁を許し、得点圏にランナーを背負うピッチングとなったが得点までは許さず、DeNA打線に追加点を許さなかった。時折雨が強く降る難しいマウンドとなったが、森下暢仁は5回まで投げて、許したのは初回の2点のみ。122球を投げて8安打4四球の内容も、粘り強いピッチング切り抜けた。

僅差のまま試合を進めたかったが、1点差の8回表、4番手の中﨑翔太が、1死三塁からソトにセカンド後方に落ちるタイムリーを許すと、続くオースティンに左中間に2ランホームランを打たれ勝負を決められた。

昨夜と同じスタメンで臨んだカープ打線は、今季2試合目の登板となったDeNA先発・井納翔一の前に3回までゼロ行進。4回裏、2死一塁から會澤翼が左中間を破る二塁打を放つと、一塁走者の鈴木誠也が一気に生還し1点を返した。三嶋一輝に継投した7回裏には、堂林翔太と田中広輔の連打で1死一、三塁のチャンスをつくると、代打の切り札・長野久義が登場。フルカウントから重盗を仕掛けるも長野久義は空振り三振、スタートを切っていた堂林翔太がタッチアウトになり絶好の同点機を逃した。