マツダスタジアムで行われた本日の巨人戦は2対7で敗北。連勝が2でストップし、今季初の有観客試合を勝利で飾れなかった。

カープの先発・九里亜蓮は中11日あけてのマウンド。初回、わずか9球で巨人打線を三者凡退に抑え順調なスタートを切るが、3回表、先頭の菅野智之にストレートの四球を与えると、バントとワイルドピッチで三塁まで進塁を許し、3番・丸佳浩にレフト前に先制タイムリー。続く岡本和真にはレフトポール際に3ランホームランを打たれ4点を失った。7月2日以来の登板となった九里亜蓮は、5回で95球を投げ、6安打4失点でマウンドを降りた。

6回表には守備の乱れもあり3失点。2番手・DJ.ジョンソンが、ショート・田中広輔の送球エラーで先頭打者に出塁を許すと、連打で追加点を奪われた。さらに、1死二、三塁の場面で、代打・ウィーラーのショートゴロを田中広輔がトンネル。このミスで点差が7点に広がり、4連敗中の巨人に流れを与えてしまった。

カープ打線は、巨人先発・菅野智之の前に5回まで無得点。毎回ランナーを出し109球を投げさせたが、エースの粘りの前に封じ込められた。6回裏には、両リーグ唯一打率が4割を超えている堂林翔太の左中間二塁打、7回裏には代打・メヒアのホームランで巨人のリリーフから得点を奪うも反撃はここまで。マツダスタジアムに詰めかけたファンの声援に応えることができなかった。