ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブス(以下、栃木GB)は6月21日から行われた、読売ジャイアンツ(三軍)の3連戦を1勝1敗で終えた(21日は雨天中止)。

23日に登板し、好投を見せた栃木GBの竹本徹投手

 初戦となった22日、栃木GBは初回に先制を許すと、投手陣が計10安打11四死球と崩れ7失点。打っても散発4安打に抑え込まれ、7回に武蔵の5号ソロで1点を返すに留まった。投打に巨人に圧倒されて1-7で敗れた。

 続く23日の試合も巨人に先制を許す展開となったが、この日は栃木GB打線が奮起した。2回に串間一穂、小倉由靖、出原康希のタイムリーで3点を奪い逆転。7回にも出原の2本目となるタイムリーなどで3点を追加し、6-1の8回降雨コールドで勝利を収めた。

 23日に先発を務めた栃木GBの竹本徹は、右横手から繰り出す140キロ台前半のストレートとスライダーのコンビネーションが冴え、8回を投げてソロホームランの1安打のみに抑える好投を見せた。栃木GBとしては、前日と一転して巨人を圧倒したこの勝利を、今後への弾みにしたいところだ。

 リーグ戦となる26日以降は信濃グランセローズ、28日に福島レッドホープス、30日に神奈川フューチャードリームスと、それぞれビジターでの試合が行われる。