12月10日、マツダ スタジアムでカープ・秋山翔吾の契約更改が行われた。年俸は1億8000万プラス出来高で、契約期間は単年となる。

契約更改後の記者会見に臨む秋山

 契約更改後の会見では、「この年齢になると、個人のことよりもチームのことの話になってくる」と球団サイドとの話し合いについて触れ、「昨シーズンまでの成績は、自分としては納得できる数字ではなかった。今シーズンはそこをなんとかしたい、取り返したいという想いだった」と2024年シーズンを振り返った。

 自身はゴールデングラブ賞を受賞するなど充実のシーズンとなったが、夏場までは首位を走りながら9月に入って苦戦したチームについては、「勝てなかったということを考えると、やはり(チームの)力がまだ足りないところもあったのかな」と話し、来シーズンに向け、「自分のやるべきことをやりながら、視野の広いチームになっていくような声かけを周りの選手にもしていきたい」と語った。

 来シーズンの目標として「1年を通してたくさん打席に立つこと」を挙げ、「試合を見に来てくださったかたに、『秋山が試合に出て良かった』と思ってもらえるような、その試合に使ってもらっているという責任のある準備をして、1年間頑張っていきたいと思います」と活躍を誓った。