サンフレッチェ広島は24日、2024年限りで社長を退任する仙田信吾氏、2025年1月より社長に就任する久保雅義氏の会見を行った。
仙田氏は2020年にサンフレッチェ広島社長に就任。コロナ禍という緊急事態のなか、クラブ経営と新スタジアム開業に向け奔走した。5年間社長を務めた仙田氏に代わって来期から社長に就任するのは、元副社長の久保雅義氏。2012年に同社に入社し、レジーナの立ち上げなどにも関わってきた。
久保氏は「まず忘れてはいけないのは、サッカー事業を通じて夢と感動を共有し、地域に貢献するという『クラブの理念』。もう一つが、今西和男総監督の教えのもとで受け継がれてきた、広島のメソッドと考えている。新スタジアムが盛り上がっているが、この勢いを2年、3年と加速していきたい」と語り、「来期は売り上げ規模で80億を目指す。2030年に100億を目指せるクラブにしていきたいと思っている。そのためにも、2025年は非常に重要な年。今年以上のことをやって、さらなる注目を集めていきたい」と抱負を述べた。