本日、7月27日に誕生日を迎えたのは、倉義和一軍バッテリーコーチ&植田幸弘二軍バッテリーコーチ! 倉コーチは45歳、 植田コーチは56歳となりました! おめでとうございます!

 

 京都生まれの倉コーチは1997年ドラフト5位で京都産業大からカープに入団。1年目の1998年から初安打、初打点を記録しましたが、その後長い下積み生活を経てプロ8年目の2005年に初の開幕スタメンの座を奪うと、この年にキャリアハイとなる109試合への出場! 当時絶対的エースだった黒田博樹投手から信頼を得て、長らくバッテリーを組んでいました。

 その後、現在も現役を続ける石原慶幸選手のライバルとして存在感を示しましたが、2016年に二軍バッテリーコーチ兼務となると、同年限りで現役を引退。引退試合となる予定だった9月25日のヤクルト戦は試合途中で降雨による中止となってしまいましたが、久々の黒田投手とのバッテリー、そして雨中のダイヤモンドを一周し、ホームベースへ、ヘッドスライディングしたパフォーマンスが印象に残っている方も多いのでは!?

 現役引退後は、二軍で坂倉将吾選手や中村奨成選手などの若手選手を鍛えあげ、将来の正捕手候補たちに、自身の捕手哲学を注入しました! そして、2020年は一軍バッテリーコーチに就任! 今後もさらなる活躍が期待されます!

 

 植田コーチは南部高時代は甲子園にも出場し、1982年オフにカープにドラフト外入団を果たします。入団4年目の1986年に一軍初出場を果たすと、徐々に一軍試合出場を増加させ、1990年には達川光男選手を支える2番手捕手として74試合に出場しました。その後も陰ながらバックアップ要員としてカープを支えていましたが、1994年に西武に移籍し、1999年に現役引退となりました。

 そんな植田コーチが指導者人生をスタートさせたのが、2001年西武ライオンズでのこと。そして西武時代に同じ捕手のポジションで凌ぎを削った伊東勤氏が監督に就任した2004年にバッテリーコーチに就任すると、2008年から再びカープのユニホームに再び袖を通します。

  倉コーチと入れ替わる形で今季から二軍バッテリーコーチに就任した植田コーチ。現役時代から達川光男、伊東勤など球史に名を残す名捕手たちのプレーを間近で見てきただけに、ぜひ若手捕手たちに捕手のイロハを教えてこんでほしいですね!

【倉義和一軍バッテリーコーチプロフィール】
1975年7月27日生、京都府出身。
179cm/90kg/右投右打/背番号76
京都成章高 - 京都産業大-広島(1997年ドラフト5位)

【植田幸弘二軍バッテリーコーチプロフィール】
1964年7月27日生、和歌山県出身。
176cm/81kg/右投右打/背番号84
南部高-広島(1982年ドラフト外)