2025年1月、新た広島に加わった7選手の加入会見が行われた。昨シーズンリーグ3位の得点をマークしたFW、球際の強さとタフなフィジカルを兼ね備えたMFなど、他クラブとの争奪戦を制して獲得を果たした選手たちが顔をそろえ、新天地での決意を語った。ここでは新加入選手が会見で語った意気込みを紹介していく。

トルコ1次キャンプでも存在感を発揮したジャーメイン(写真左端)

◆ジャーメイン良(←磐田)

 2024シーズンはJ1得点ランキング3位タイの19ゴールをあげ、Jリーグアウォーズで優秀選手賞に輝いたジャーメイン。昨季、リーグトップのシュート数を誇りながらも決定率の面で苦しんだ広島にとっては、期待の新ストライカーが加わった形だ。

 1月に行われた加入会見では、「移籍自体が3年ぶりで、記者会見も久しぶり」としながらも、「広島は昨シーズン、優勝まであと一歩に迫ったチーム。そうしたチームから評価をしてもらえたと言うのはシンプルにうれしかった」と加入の背景を明かし、「自分のストロングはボールを収める部分や中盤の選手との連携。スピードやフィジカルにも自信がある。20得点以上をあげて、タイトルに貢献したい」と力強く語った。

■ジャーメイン良
1995年4月19日生、神奈川県出身 仙台→横浜FC→磐田→広島
J1通算成績:リーグ戦/143試合30得点、カップ戦/23試合5得点、天皇杯/11試合5得点