ついに開幕したプロ野球2025年シーズン。『変化』の年を迎えた新井カープには、一軍出場を目指す多く若鯉戦士たちが二軍で汗を流している。今回は、日々自身の技術を追求する大型右腕・赤塚健利の声をお届けする。

昨シーズン後半は、二軍で11試合を投げ1失点と好投した。

 春季キャンプ、オープン戦を経て、「結果としても良い感覚で来れている手応えはある」と語っていた赤塚。開幕一軍入りは逃したものの、自身の置かれた現状を「まだまだ自分に足りないものがある。そこを追求していって(一軍に)上がれれば」と冷静に見据えている。

 球速、球の強さなど、一軍入りの切符をつかむためにはまだまだ追い求めたいものがある。「相手打者から空振りをとったり、詰まらせることができるような理想の球にはまだ遠い」と自己分析をしながらも、「去年はチームのために何もできなかった。今年は一軍に呼ばれて役に立てるように頑張りたい」と飛躍を誓う。大型右腕が見据えるのは一軍マウンドだけだ。

■赤塚健利 (あかつか けんと)
2001年7月1日生、静岡県出身
195cm 118kg/右投右打/投手/プロ2年目・23歳
中京学院大中京高ー中京学院大ー広島(2023年ドラフト5位)