「変化」を掲げる新井カープにおいて、若手選手の成長は不可欠。そのなかでも、現在6試合連続安打(8月27日時点)をマークするなど、必死のアピールを続けているのが2024年ドラフト1位・佐々木泰だ。入団直後から故障に苦しんできたが、そのフルスイングには首脳陣も大きな期待をかけてきた。ここでは、二軍で奮闘してきた佐々木の様子を、新井良太二軍打撃コーチが振り返る。
佐々木に関しては、まず、『スケールが大きいバッター』という印象を持っていました。メカニック的な部分でいうと、懐が深くてトップが深いところです。
彼の良いところは、どんな球にも対応できて、しっかりとしたスイングができているところです。加えて、トップが寄らないでしっかり引いて打てています。これらはなかなか教えてできるものではないですし、天性の部分があります。
故障明けで4月後半に実戦復帰しましたが、それまでは実戦から遠ざかっていたので、当時は「これからだろう」という思いで見ていました。残念ながら6月上旬に肋骨の疲労骨折で抹消されてしまいましたが、彼がこれまで経験してきた大学野球では毎日試合をすることもありませんから、一軍で実戦を経験するなかで、疲れも出てくる部分もあったと思います。
彼にとっては、すべてがまだまだ経験の段階だと思っています。結果どうこうではなく、打席内での間合いも良いと見ています。今後がとても楽しみな選手のひとりです。