昨年、松本山雅から期限付き移籍したレアンドロ・ペレイラが、サンフレッチェで印象的なゴールを決めている。過密日程の中で状態を落とした時期があるとはいえ、横浜FM戦、仙台戦で連続ゴールを決めるなど復調傾向を見せている。

鋭い嗅覚でゴールを量産するレアンドロ・ペレイラ選手。

 相手GKのビッグセーブに阻まれたシュートも少なくなく、現在の得点数だけでは実力を推し量れない部分も多い。そんなゴールへの鋭い嗅覚を持つストライカーの、ピッチ上とは一味違う意外な一面を紹介する。

◆好きな食べ物は寿司。苦手な食べ物は……

― 日本のお気に入りの場所、好きな食べものなどは?

「日本のお気に入りスポットですが、東京と沖縄が好きです。将来的には東京に住んでみたいとも思っています。観光が好きなので、もちろん見所がたくさんある広島も好きですね。好きな日本食は寿司で、よく食べに行きます。苦手な食べものは外国人選手に多いと思いますけど……納豆です(苦笑)。それ以外であれば、日本食はなんでも大丈夫ですね。あと、たまにブラジル料理をつくることもありますよ。それも非常においしいですね(笑)。日本の気候? そこに関しては、もう慣れました。ブラジルも広いので湿気が高い地域もありますし、まったく問題ないですね」

― 同郷のヴィエイラ選手、ハイネル選手、エゼキエウ選手について。

「彼らが同じチームにいるというのは本当に心強いことです。ブラジルの家族と離れ離れということもありますし、彼らの存在は非常に大きいです。新型コロナウイルスの感染拡大という誰も経験したことのない事態に見舞われるなか、同じ言葉を話せる選手がいるというのは安心できる部分ですね。家族ですか? おかげさまで自分の家族は誰も感染することなく元気です。家族とは、ほぼ毎日連絡を取り合っています」

― 新型コロナの影響による自粛期間中は、どのように過ごしていましたか?

「正直なところ家族とも離れている中で、メンタル的にもフィジカル的にもベストな状態を維持するのは簡単ではなかったです。やはり家族に会うことができないというのは大きな問題で、自粛期間の最初のころはさまざまな面で不安や心配もありました。ただ、いつの日かサッカーが日常に戻ってくるということを信じて、可能な範囲で調整を続けていました。それもあって、自粛期間を経たからといって、それほどコンディションが落ちたとは思っていません。自分としては努めて冷静に、落ち着きを保ちながら日々を過ごしていく、ということに集中していました」

― 趣味、またはハマっているものは何ですか?

「先ほど観光が好きと答えましたけど、それ以外ではテレビゲームが好きですね。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で家にいる期間が長かったので、自粛期間中はよく家の中でゲームをやっていました。その習慣が今でも残っているので非常に困っています(笑)」