2026年シーズンが幕を開け、新井カープは開幕3連勝と好調な滑り出しを見せた。そして二軍でも、一軍舞台を目指す選手たちが厳しい競争のなかで日々しのぎを削っている。今回は、2025年育成ドラフト1位で入団した捕手・小林結太の声をお届けする。支配下登録に向け汗を流す、若き捕手の決意とは。(取材は2025年3月4日)

大学時代のリーグ戦ではベストナインを獲得。スローイングとフットワークの良さが持ち味だ

◆守備力をつけ、信頼される捕手に

 春季キャンプでは、打撃で存在感を見せた小林結太。自身も「打つほうではアピールできたのではないかと思います」と振り返る。

 「守備面は全然です。覚えることもたくさんありましたし、もっとアピールできれば良かったと思っています。キャンプ明けからは二軍で改めて、基礎的な部分から教えていただきました」

 二軍で重点的に取り組んだ結果、守備でも徐々に手応えを感じるようになった。打撃には自信がある分、「守備力をつけて、コーチや投手の方に信頼されるようになりたい」と意気込む。

「佐々木泰選手はフリー打撃を見ていてもスイングが強いですし、そこは自分も負けたくない部分ではあります。坂倉将吾選手は同じ捕手ですし、実戦練習でも安定して結果を出し続けているので、自分も追いつけるように技術を磨いていきたいです」

 同期の平川蓮、勝田成らの活躍も刺激になっている。しかし、小林はあくまでも冷静だ。

 「しっかり基礎を固めて、まずは支配下に上がりたい」。焦らず、着実に鍛錬を重ね、まずは支配下登録を勝ち取りたい。

■小林結太(こばやし・ゆうた)
2004年2月15日生・22歳/岡山県出身
177cm/82kg、右投左打
関西高−城西大−広島 (2025年育成ドラフト1位)

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