4月29日・ベスト電器スタジアムで行われた広島ー福岡戦は、試合序盤に2得点を奪うも追いつかれ、PK戦の末に敗れた。広島は今シーズン初のPK負け。

福岡戦で追加点をあげた東俊希

 試合は前半から広島が試合を動かした。前半4分に中野就斗が先制ゴールをあげると、前半10分には東俊希のゴールで立て続けに2得点。立ち上がりから2-0として優位に試合が進むかに思われた。しかし、前半19分に福岡のFW・碓井聖生にゴールを奪われ、前半を2-1で折り返した。

 90分で勝ち切りたい広島だったが、後半27分に福岡のキャプテン・見木友哉がペナルティエリア手前から叩き込むミドルシュートで同点とされる。拮抗した試合は後半34分、福岡のFW・名古新太郎がレッドカードで退場になると広島が数的有利に立つ。さらに鶴野怜樹が故障でピッチを後にすると、すでに交代枠を使い切っていた福岡はフィールドプレーヤーが8人に。なんとか勝点3をつかみたい広島だったが、守備を固めた福岡の前にゴールを奪う事ができず、試合はPK戦に突入した。

 百年構想リーグでは三度目のPKとなった広島は、ホームでの第2節・岡山戦、第10節・清水戦はいずれもPK勝利を収めている。三人目までがPKを成功させると、GK・大迫敬介が2連続でPKストップに成功。しかし、続く広島の四人目、五人目が立て続けに失敗すると、対する福岡は残されたキッカー全員がPKに成功。広島は今シーズン初のPK負け、福岡にシーズンダブルを許す結果となった。

 試合後の会見でガウル監督は「3点目を奪うチャンスもあったが、取り切れなかったことが相手に付け入る隙を与えてしまった。相手が少ない状況で3点目を奪い、試合を終わらせることができなかったのは大きな課題」と振り返った。

 広島は百年構想リーグの13節までを終えてWESTグループ4位。首位・神戸との勝点差は6に広がった。広島は次節、中2日でアウェイ・岡山戦に挑む。