今季、存在感を発揮した高卒ルーキーの小園選手

不動のショート・田中広輔がまさかのスランプ、故障離脱という緊急事態を迎えた今季、
その大きな穴を埋めるべく、存在感を発揮し続けたのが高卒ルーキーの小園だった。
夏場に一軍に再昇格を果たし、攻守に思い切り良いプレーでチームに新風を吹き込んだ。
シーズン後半戦、どのような思いで日々を戦っていたのか? 背番号51の思いに迫った。

─ ここまでご自身のプレーを振り返ってみていかがですか?

「やっぱり、まだまだ甘いんじゃないかと思っていますし、活躍するのは本当に難しいことだなと感じています」


─ 連日試合に出ることで疲れが溜まってきていると感じますか?

「毎日出ることは、二軍で試合に出させてもらっていた時期と疲れ具合というのは変わりませんね。ただ、一軍の舞台となると1プレーの大切さも変わってくることを実感しています。一軍でプレーするために二軍で必死でやってきました。体力的にキツい部分もありますけど、プロの世界はそれが当たり前なので、その中で活躍できる選手が結果を残せる選手なんだなと感じています。今はその経験をさせてもらえているので、その点は良かったなと思います」