入団初年度から抑えのポジションを任され、積み上げてきたセーブ数は球団史上最多の165。ダイナミックなフォームと唯一無二のフォークボールでカープ低迷期を支えた永川が17年間の思いを込めた、感謝の言葉を語る。

─ 現役を引退されてからしばらく時間が経ちましたが、今の心境はいかがですか?

「プロ生活は17年、それよりも前のアマチュア時代を含めて初めて体のことを気にせずにいることができるので、すごく新鮮ですね」


─ 現役引退後は再びすぐにカープのコーチに就任することになりました。選手からコーチと呼ばれることには慣れましたか?

「まだあまりコーチとは呼ばれていませんね。そもそも別にコーチと呼ばなくて良いですしね(苦笑)。自分の立場は少し変わったかもしれませんが、これまで通りの関係でやっていけたらと思っています」