11月6日、広島サンプラザホールにて、広島ドラゴンフライズと富山グラウジーズのB1リーグ第7節・GAME2が行われた。

 前日のGAME1は、4クォーター全てで主導権を握った富山が74対97で完勝。翌日のGAME2ではホームの広島が意地を見せた。

3年ぶりのB1で攻守にわたり光るプレーを見せている岡本飛竜選手。

<1Q>
 広島は先制を許すも岡本のゴール下へのアタックで勢いをつけ、積極的な攻めで得点につなげていく。以降は両チームともターンオーバーが目立ち接戦に。1Qは広島が1点をリード(23-22)し終了。

<2Q>
 開始直後に朝山が3ポイントを決め、広島が良い流れで2Qをスタート。リズム良くオフェンスを展開することで主導権をつかみ、50-42と8点リードで前半を終了。

<3Q>
 広島はエチェニケらのファウルトラブルからディフェンスが崩れる。一方、富山はファウルで得たフリースローを確実に決め、ソロモン、スミスのインサイド攻撃で逆転(68-69)に成功。主導権を富山に譲る形で、3Qが終了した。

<4Q>
 巻き返しを狙う広島だが攻撃でのターンオーバーが続き、そこから失点する悪い流れを断ち切れない。朝山の難しいシュートやエチェニケ、トレイラーのバスケットカウントで追い上げを見せるも、富山のマブンガ、スミスを中心とする攻撃を止められず、80-89で敗戦。

 前半を優位に進めた広島だが、第4クォーターを12点に抑え込まれるなど後半に失速。GAME1からの立て直しには成功したが、ホームで痛い3連敗を喫してしまった。
 広島は次節(11月11日)、アウェーのハンナリーズアリーナで西地区10位の京都ハンナリーズ(2勝10敗)と対戦する。