◆失敗を次の登板に持ち込まない
─改めて、島内投手がリリーフとして大切にしていることを教えてください。
「たとえ失敗したとしても、次の登板に持ち込まないことです。リリーフ投手は毎日準備をして、毎日ブルペンに入って、いつ投げるか分からない状況にあります。冒頭でも少しお話ししましたが試合数が多くなると、どうしても結果が良くない試合もありますが、その気持ちを次の試合に持ち込まないようにすることが大事だと思います。それが1年間を通して投げるためには必要だと経験からも学ぶことができました」
─リリーフ投手は重圧のかかる場面での登板が多く、成功もあれば失敗もあると思いますが、気持ちを切り替えるために何か意識していることはありますか?
「プロに入った当初は、打たれれば僕自身もやはり落ち込みますし、なおかつ『チームに迷惑をかけた』という気持ちや、周りから『次もまた失敗するのでは?』と思われているのではないかと、自分で思い込んでしまっていました。ただ、何年もプレーをするうちに、意外と周りはそんなことを思っていなくて、自分が勝手に追い詰めているだけなのかもという感覚になりました。自分の思い込みでマイナスな結果になるのは、もったいないことだと思いますし、次に抑えられるかどうかは分かりませんが、自分の中でリセットしてマウンドに上がることが大事だと思うようになりました。そしてそれが結果的にチームの勝利にも自分のためにもなると感じました。もちろん、野手のみなさんや投手の先輩たちがいろいろ声かけをしてくださるので、そういったことからも気付けたことだと思います」
■島内颯太郎(しまうち・そうたろう)
1996年10月14日生、180cm/80kg
右投右打/投手
福岡県出身
福岡・光陵高-九州共立大-広島(2018年ドラフト2位)
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