◆背水の陣で臨んだ終盤戦で復活も、収穫よりも反省の多いシーズンに

 一軍に復帰し背水の陣で臨んだ9月25日のDeNA戦(マツダスタジアム)では、本来の姿を取り戻した。

 「まずはストレートがすごく良かったですね。春先と比べても、最近二軍に落ちていた時期に比べても今シーズンで一番ストレートの出来が良かったと思います。それで変化球も生きたと思いますし、好投につながったと思います」

 続く10月2日のヤクルト戦(神宮)でも6回3失点と先発としての役割を果たして自身2連勝。苦しんできた左腕がようやく本領を発揮し始めた。苦しみ続ける中、2020年シーズンはここまで収穫よりも反省の多いシーズンを送っている。

 「自分自身の借金があるので、まずはそれを返せるよう1試合1試合、勝てるように頑張りたいです」

 味わった苦しみと悔しさは必ず、背番号28の糧となっていくはずだ。

 

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