現役ドラフトでカープに入団した韋駄天・辰見鴻之介が、新天地でその存在感を増している。5月10日・ヤクルト戦で7回に代走として登場すると、2盗に続き3盗も成功させ、代走中心ながらここまでの盗塁数をチームトップの7に伸ばした(5月11日時点)。 ここでは改めて、カープ加入当時の辰見の言葉を再編集してお届けする。
2025年12月に行われた現役ドラフトで、楽天からカープへの入団が決まった辰見。
2022年の育成ドラフト1位で楽天に入団すると、2023年に支配下登録を果たし翌年一軍デビューを飾った。2024年オフに戦力外通告を受けて育成再契約となると、夏場に再び支配下に登録されたものの2025年シーズンの一軍出場はなし。その一方で、二軍では88試合に出場し、31盗塁でイースタン・リーグの盗塁王に輝いていた。
「福岡で自主トレをしている時にGM(楽天・石井一久GM)から連絡がありました。気持ちの準備はしていたので、あまり驚きはありませんでした」と話した辰見。「気持ちの整理もつきましたし、今は広島で一花咲かせようという気持ちです」
入団時にはそう意気込んでいた辰見だが、その言葉の通り、さっそくその足を活かして開幕一軍入りを果たし、出場機会を着実に増やしている。今季はここまで一軍で9試合に出場している。
「楽天では3年間を通してほとんどを二軍で過ごして、育成契約も二度経験しました。『一軍でプレーしたい』という強い気持ちは、広島でも変わらず持ち続けたいです。オフは体の悪い癖を減らして、効率よくパワーを生み出せるように取り組んできました」と、一軍定着を目標に掲げてきた。
目指すは「最低でも二桁盗塁」。すでに7盗塁を積み上げ、早くも有言実行の気配は濃厚だ。
■辰見鴻之介(たつみ・こうのすけ)
2000年11月24日生、福岡県出身
176cm/67kg
右投右打
2022年育成ドラフト1位
西南学院大-楽天-広島(2026年〜)
カープをより深く、より熱く。日本唯一の広島東洋カープ専門誌!
2026年7月号はカープグッズ特集!『ぷっくりシール』付録つき


